更新再開なのです。

半年以上ブログを放置してしまい、誠に申し訳ありません。この半年間はQMAやQMACloneをやりすぎてしまったり、学校の勉強に追われたり、インターネット配信のアニメを見るのに追われたりして、ブログの更新を怠ってしまいました。さらには、ネタはたくさんあるのに書いていないという強迫観念から、ブログを書こうとしても何故か書けないイップスのような状態に陥ってしまいました(?)。
しかしながら、このまま放置しておくわけにもいかず、できる限り同好の士の方との交流を図りたいとの思いから、このたび一念発起して更新再開することにしました。まずは運営関連の更新について以下に。

  • 相互リンクサイト様の追加
    • 何人かQMACloneで知り合った方に、ブログからのリンクを貼って頂いていたのですが、こちらはアンテナには追加させていただいたものの、相互リンクのほうには入れておりませんでしたので、このたび更新させていただきました。遅くなってしまい本当に申し訳ありません。なお、もし当ブログをリンクに入れたよー、という方がいらっしゃいましたら、お知らせくだされば相互リンクのほうに追加させていただきます。
  • 模様替え
    • blog開設期に使用していたテーマに戻してみました。久しぶりに使用するテーマですが、相変わらず見やすくて良いと思います。初心に帰って更新するという意味もあります。また、タイトルに平仮名表記を追加。なかなか正しく読まれないので^^;
  • QMAの詳細なプロフィール作成。

果たしてキリコは"PS"と言えるのか

さて、「QMA」と「ボトムズ」という珍しいカテゴライズですが、ちょっと気になる問題があったので。

アニゲ多答で
アニメ『装甲騎兵ボトムズ』の登場人物のうち、パーフェクト・ソルジャーを選びなさい。
1.イプシロン
2.キリコ・キュービィ
3.ファンタム・レディ
4.ジャン・ポール・ロッチナ
という問題に出くわしたので、13と回答したところ誤答になりました。イプシロンとフィアナがPSであることは疑いようがありませんし、ロッチナは明らかにPSではない。そこで問題となってくるのはキリコということになってくるのですが、果たしてキリコはPSと言えるのでしょうか?
解釈の余地がある時点で悪問なのは間違いないと思うのですが、嘘問かどうか判じかねましたので、2ちゃんねるの嘘問晒しスレで諮ってみたところ、賛否両論頂きました。えっと、スレのレベルにそぐわないくらい細かいことを書いてしまい、申し訳ありませんでした。


私の認識では「『PSは人工的に作られた最強の兵士』であり、『自然発生のPS』であるキリコはPSにあたらない」という感じなのですが、頂いたご批判では
「PSとは『完全なる兵士』であるという概念そのものであるから、『自然発生のPS』であるということはPSでないという根拠ではなく、むしろPSであるという根拠だ」ということでした。


これを受けてボトムズ本編およびOVAでの"PS"という言葉の用法を振り返ってみたのですが、PSという言葉は「人工的な最強の兵士」という意味と「完全なる兵士」の両方、すなわち両義的に用いられているように感じます。そして、広義のPSにキリコは含まれますが、狭義のPSには含まれない(嘘問かどうか判じかねたのもこの意識があったため。)。この時点で悪問だと思いますが、もしPSを概念そのものとするならば、各登場人物がそれに該当するかをクイズ的に判断することは難しいように思います。
選択肢にキリコがなかったらすっきり解ける問題なんだけどなぁ。

この問題がクイズとして悪問なのか、また、キリコはPSと言えるのかどちらも自信がありませんので、もし何かご意見がありましたら、ご教示いただければ嬉しく思います。

テスト前なのにQMA4。

こんばんは、明日からテストです(鬱)。この土日はテスト前であるにも関わらず、QMA4をがっつりプレイしてしまいました。テスト勉強の方はこの日記を書き終わったら廃プレイするとして、まずはQMA4の概況を。

CN:えとうあきら
キャラ:ルキア
階級:魔導士10級
組:ドラゴン

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QMA4稼動開始

テスト勉強で忙しい身ですが、QMA4が稼動開始していましたのでプレイしてきました。稼動したばかりでまだプレイ料金が若干高めなのが残念でしたが。
本日行動圏内で入荷を確認したのが

で、楽市は1プレイ200円、そのほかはスタート200円コンティニュー100円でした。

カードは新規作成。
CN:えとうあきら
キャラ:ルキア
です。モチーフは西武ライオンズ江藤智選手。ルキアを見て何故か江藤選手が思い浮かびましたので、このようにしました。
魔法石は230くらいかな。マジカは100ちょっとくらいですが、むとうけいじのカードを引き継いだ初期マジカのほうが多いという(苦笑)。

しかし、ドラゴン組はかなりのカオスですね。旧問のみならず、新規配信の線結びクイズの難問もかなりの数の方が正答してきます。

コードギアス 反逆のルルーシュ第14話「ギアス 対 ギアス」感想。

さてさて、『コードギアス 反逆のルルーシュ』。毎週楽しみに視聴しているのですが、普段は時間の都合上感想は書いていません。しかしながら今回、非情に面白い(私好みな)内容でしたので、「コレは何としても感想を書かねば」と思い。今回の更新へと至った訳です。アニメの感想を書くのはかなり久しぶりなので、うまく書ける自信はありませんが。
前半部ではルルーシュがゼロであることを目撃してしまったシャーリーと、誰かに自分の正体を目撃されて動揺し、犯人探しを行うルルーシュという二つのラインがありますが、この前半部において視聴者にはシャーリーがルルーシュの正体を目撃した後から、ルルーシュが撤退の指示を出させるまでの間が空白とされています。現場に残った血痕がどうして生じたのかわからず一時的に保留されているのはなかなか上手いやり方だと思います。
そして急転直下の後半部。ルルーシュがシャーリーの後を追ってナリタに向かうわけですが、列車の中でシャーリーに対する好意を素直に表そうとしないルルーシュがなかなかに良い。こういう男性キャラは好きだったりします。一方ナリタでは、謎の男(マオ)が登場し、シャーリーを精神的に追い込みますが、こちらの構成も巧みです。ここでシャーリーがブリタニアの軍人(ヴィレッタ)を撃ったことが明らかにされ、それとともに父親の死を自分がルルーシュと結ばれるために利用したのではないか、という二つの負い目、罪悪感を責められます。ここで現在のシャーリーのルルーシュに対する複雑な感情が露呈されますが、このような極限状態における生の感情の発露というのは良いですね。通常の精神状態でこのように感情が発露される(はじめから理性が無視されている)と不味いですが、理性を以ってしても押しとどめられないような状況、言い換えれば理性と個人的な感情の対立というのはかなり好きです。
ナリタに到着したルルーシュを挑発し、チェスで対局しながら連れ出すマオ。ここでは「はじめて」のチェスでルルーシュを圧倒し、相手の思考を読むというギアス能力を以ってそのマオの特殊性が描写されます。マオが物語上重要人物であるということがありありとわかり、この部分も重要なのですが、圧巻なのはこの次のシーン。
その思考を読む能力で巧みにシャーリーを誘導し、ルルーシュを殺させようとするマオですが、結局シャーリーの混乱した思考を読みきることが出来ず、失敗してしまう、というシーンです。愛憎入り混じった感情で好きな異性に銃を突きつけるというのは、それだけで美しい(と私は思います)です。加えてルルーシュとともに自分も罪人であると信じ、ともに死のうとするというのはまさに愛の極み。美しいです。私見ですが、愛というのはそもそも命を賭して行われなければならず、同時にありとあらゆる手段によって目的が実現されようとする最大の罪悪だ、と思います。そういう意味でシャーリーが「自分の父の死を利用してルルーシュと結ばれたのではないか」という認識を持ったことはある意味で非常に妥当でありますし、美しいことであるわけです。ここにおいてはマオのギアス能力や、ルルーシュの理性に基づいた洞察はもはや意味を成さず、ただシャーリーにおける感情のせめぎ合いがあるのみです。ここでは、シャーリーのルルーシュに対する愛情が勝り、結果的にルルーシュを守ることになりましたが、しかる後にシャーリーが最も罪悪に感じたことが「ルルーシュを撃ったこと」だというのは恋愛感情の自己中心性であり、ルルーシュに対する真実の愛がある、と言えましょう。
そしてシャーリーの記憶(≒苦しみ)を取り去るルルーシュ。ここで取り去られたのはルルーシュに関する記憶だけ、という認識でいいのかな?ここでルルーシュは自分に笑顔を向けてくれるシャーリーを失い、失ってからその本当の大切さに気づいた、と述懐します。これも非常に哀しくて心を打つ訳ですが、その際に記憶を失ったシャーリーが無自覚的に、何らかの(こう記述するしかないのが難しいところですが)可能性を示唆するのがさらに悲劇性を高めています。
恋愛感情の自己中心性という罪悪には反吐が出ますが、同時にそれは非常に美しいものであって、今回の話ではその二面性が表現されるとともに、とりわけ美しさの方が強調されていたのではないでしょうか。アニメを見ていて美を感じたのは久しぶりでした。今回の話がこれからのルルーシュの戦いにおいてどういった影響を及ぼすかによって本作の真価が決まってくると思いますし、期待は非常に大きいです。