メダロット第20話｢レアメダルを奪え！｣感想。

さて、余裕が無いために感想もかなり精彩を欠いてきました。今回はシナリオの転換点になりそうなお話です。
一方では新生ロボロボ団の誕生。いつもはアホなロボロボ団も今回はシリアス･･･というよりも、アホなメンツに愛想を尽かしたサラミが一役買っている模様で。
他方ではイッキとメダロット博士の出会い。まずは、イッキが方便として使った｢全てを受けて勝つ｣という言葉。これはプロレスの不文律となっているものです。他方でメダロット博士がシアンドッグを使って実践した｢相手の力をいなして倒す｣という戦い方。これは格闘技的なものだといえましょうか。さらにラストでのイッキの叫び、｢何もしないで終わるのはいやだ！｣というのと、それに応えるメタビーは非常にカッコよかった。メダロット博士の一見、合理的に見えるやり方に対し、喜怒哀楽を以ってそれを原動力とする、このプロレス的なやり方でそのメダロッターとしての可能性を認めさせるというのは、ヒーローアニメとプロレスの根源的な共通点を示しているといえましょうか(このあたり、本感想がいかに精細を欠いているかが見て取れます。ゴメンなさい。)。
コウジも久しぶりに登場ですが、クモが嫌いという意外な弱点が露呈。いつも美味しいところを持っていってしまう彼ですが、たまにこういうのを入れるというのは良いですね。二枚目一辺倒では感情移入しづらいですし。