銀河漂流バイファムweb

http://www.vifam.net/
いつの間にかバイファムweb(とドラグナーweb(http://www.dragonar.net/))が開設されていました。DVD-BOXが発売されるということですが、これで神田武幸監督の作品群もより人々の耳目に触れやすくなるのでしょうか。でもBOXなんて旧来のファンの方しか購入されませんしねぇ。私も欲しいのですが、学生の身分では手が出ないほど高価ですし。マイナーな旧作アニメももう少しレンタル化して頂きたいと望む次第です。
バイファムはあくまで人間たちの物語で、メカニックの描写は大道具としての描写が徹底されていました。それは人間の物語を疎外しないという点で良かったのですが、ゆえに敵メカについて神視点で触れる機会が無かったのも事実。敵メカは名称すらも分からなかった(そういう意味ではメカの名称がテロップで表示されるレイズナーは便利でした。)ので、バイファムwebのメカニック紹介を眺めていました。視聴時の感想では「RVとARVのデザインの印象が余り違わないのがイマイチ」と記載させていただいていましたが、静止画で見てみると、それが妥当でないことに気付かされました。意外と印象違うなぁ。
RVの唯一の特徴と言っても良い姿勢制御バーニアについても言及されていました。それ以外に特徴が無いのが難点といえば難点だと思うのですが、ロボvsロボではなく、人間がロボと対した際のスケール感や"道具"としての描写は圧倒的でした(このことに視聴中に気付かずに、どこかのサイト様でのバイファム評を拝見して初めて気付いたのは不覚でした。)。ロボvsロボならばレイズナーの方が好きかなぁ。どちらも姿勢制御の描写が精緻でしたが、レイズナーのほうがハッタリなほどスピード感があって良いです。
以前にも申し上げましたが、レイズナーバイファム、プロットは似通っているのにアプローチの仕方が全然違うのが面白いですね。
バイファムwebの人気投票はフレッドとスコットで投票。ベストエピソードは迷いますね。私にとって好きなエピソードでないエピソードは無いという素敵な作品ですし。あえて選ぶとするならば、ラストシーンかケイトさんの死(別離と言った方が良いでしょうか)のどちらかかなぁ。