創聖のアクエリオン第20話「天使の翅音」感想。

なかなか評価が難しいところ。今回とみに思ったのが人間(翅無)と堕天使族は完全に別種なのだなぁ、ということです。フタバを含め、堕天使族は翅無しをを家畜のようなものだと思っていますが、ディーバの人たちはフタバが子供だということで動揺する。これが今回の肝じゃないかなぁと思います。特に羽を持っている(フタバの声が聞こえる)アポロ、シルヴィア、シリウスについては特にその呵責するところは大きいみたいです。相手は堕天使なんだぞと殺そうとするアポロも、子供だからとそれを止めるシルヴィアもどちらも正論で見ごたえがあります。また、堕天使族も人間にとっては「化け物」ながら堕天使族同士が接する時は人間的なメンタリティを以てする、それが描かれているのも面白いです。
それにしても河森氏の立体感覚凄いですねぇ。結界のデザインを見ていても思いますし、玩具で合体が再現可能なアクエリオンを見ても非常に強く感じます。私はこうした立体感覚や空間認識能力か絶対的に欠如しているので、河森氏のような方には非常にあこがれますし、尊敬するところです。