銀河漂流バイファム31〜34話感想

今日は時間の都合上短めで。
今回からアバンがなくなりましたね。なんででしょ、結構好きなのになぁ、アレ。えーと、序盤は三人行動。13人が集まって以来話中に全く出てこないキャラがあるのは初めてなんではないでしょうか。バイファムは13人の多彩なキャラが引っ張っていってくれていますが、逆にいうと今回の三人行動はきつかった気がしますね。収容所だったところや博物館だったところにおいてのケンツのテンションも不自然な気がしますし。んで、カチュアとロディが急接近ってことなのかなぁ、これは。こう持ってくるための三人行動なんでしょうか。にしてもあの毒虫は気持ち悪かったなぁ。めちゃ毒々しい色ですよね。俺、虫がめちゃ苦手なんですよ。ご飯食べながら見ていたので特にきつかったです。余談ですが、うちの玄関先に蛾の死骸が転がっているのが気持ち悪すぎます。誰か助けてください。んで例のククト星人。凄腕のパイロット兼指揮官のようで、ロディも完敗してしまいます。子供たちをメインに置いたバイファムにおいて、彼の「ロボットアニメ」然とした台詞は異質に感じます。とまれ、仲間たちと合流するまでは戦闘シーンやらで間をつないでいるものの、今までのバイファムの間合いと比べると非常にいまいちな印象がぬぐえないです。で、イチゴパンツ、これは良いわ。後フレッド、最近とみに気に入ってます、俺は一人っ子なので兄弟姉妹との絆っちゅうのがわからないですが、あんな兄弟だったらうらやましいなぁ。実際に兄弟がいる人に聞くといろいろ大変らしいですけどね。リアル声変わりも面白い。最初の時点ではまだ女性の声と言っても通用しそうな感じでしたが、だんだん「機甲界ガリアン」のときのものに近づいていってます。声変わり中って声出しにくいと思うのですが、やっぱ当時10代前半とはいえプロフェッショナルですね。素晴らしい。んで合流後も多少みなのテンションに違和感を感じました。ただシャロンがケンツの靴を直すシーンとかはお気に入りですね。例のククト人も地球人との混血であるということ、さらにミューラァという名前が明らかになり、今後の展開が期待されます。混血児というのは異星人ものにおいては定番中の定番。私も大好きなテーマです。それだけに混血と言うことを活かした良質なエピソードを入れていただけなければ万死に値しますね。そしてもってジェイナスとの別れ。ボギーに「楽しいご旅行を」と言わせるセンスが大好き。「楽しい旅か・・・。」とうつむくロディの間も秀逸ですしね。そして子供たちが出て行ってしばらく後、ミューラァの探査の手がジェイナスに伸びます。いや、やっぱボギー素敵やね。音声認識型コンピューターといえば私は「蒼き流星SPTレイズナー」のレイを思い浮かべるのですが、ボギーもそれに匹敵するくらい良い。ちなみに放映はバイファムのほうが先ですね。あと字幕のつけ方がかっこよかった。挿入歌は唐突過ぎる気はしましたけれど。支援部隊を迎えるミューラァが「侵入した地球の侵略者」と言っていましたが、そういう認識のミューラァが侵入したのが子供たちであると知ったときの反応が楽しみ。お約束的場面の描写がうまいと神に近づけますから…。んでバーツとマキも急接近?どうしても唐突な印象はぬぐえませんが、まぁ、及第点。まぁ、ここの評価は難しいですね。「あと機体を破棄して逃走せよ(うろ覚え)」って言ったトゥランファムのコンピュータがレイっぽかったですね。そういえば34話脚本の伊東氏は後にレイズナーの原作の一端を担う方でしたっけ。
今回は前半はいまいちでしたが、34話はなかなかでした。