六神合体ゴッドマーズ第05話「さらば愛しき地球よ」感想。

タケルが死ぬと地球が爆発するのならば、タケルが地球にいないほうが地球は安全なのではないかというお話。この話は二つのジレンマを内包しているといえましょうか。一つにはタケルの、愛する地球に留まりたいが、自分は地球にいないほうがいいのではないかという葛藤。もう一つは、タケルがいると地球が危険だが、タケルがいないと敵の攻撃を撃退することが出来ないという地球人全体の葛藤です。本話では少々あっさりめにタケルがいないほうがより危険だとして、全てのジレンマが解決されます。少々物足りない感じがしますが、それそのものをテーマとして扱わないのならば、許容範囲といったところでしょうか。
嫌いな話ではないはずなんですが、印象という点ではやはり薄いです。キャラクターが薄味で、戦闘シーンが物足りなくて、緊迫感に欠けてしまうからなのかなぁ。