おデブさん。
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2006/06/30
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さてファッティー、サンサ編以降に多く登場するバララント軍の主力ATで、バララントにとってのスコープドッグのような機体です。そもそもATの描写というのは、ロボットアニメの中でも非常に特殊であるとともに、最もエポックメイキングなものの一つでして、ロボットの特性構築において、従来のロボットアニメにおいてはキャラクターとロボットに分配されていたヒロイズムをキャラクターに集中させて、そのキャラクターが使う道具という役割を明確にすることによって、そのヒロイズムが再分配されるというものです(高橋監督の次作、機甲界ガリアンなどが対照的。あちらは「伝説の鉄巨人」として、ガリアンには本性的なヒロイズムが備えられているように思います。こちらはこちらでカッコイイ!さらにその次のレイズナーでは、主役機であるところのレイズナーに、かなり特殊な位置づけが為されています。これらの描写は三者三様という感じですが、高橋監督がおっしゃるところの「作中での役割が明確にされるのがリアル」という、根底にある考え方のようなものは一致していると思います。ついでに、ボトムズのATが小道具ならば、バイファムのRVは大道具という感じ。ダグラム(これは途中までしか視聴できなかったのであまり積極的には言及できないのですが)も、大道具という側面が強そうな印象を受けましたし、やはり高橋監督カラーだけでなく、神田監督のカラーも濃いのかなぁ。)。ともあれ、こういった位置づけの中でのファッティーは、いわゆる「やられ役」の描写が多かったのですが(それでもキリコが搭乗した時は物凄く強いんだよなぁ。機体の性能に全く頼らない作品ですね。)、やはり、ギルガメスのスコープドッグに対するバララントの主力ATとして、作品世界内での印象は非常に強いですし(個人的にはトータス、タートル系より印象が強いです。)、ギルガメスATの意匠とはかなり異なっていながらも、アストラギウス銀河という同一文明圏の中にあるという範囲は逸脱していない(つまり、異星人襲来ものにおける自軍とロボットと異文明のロボットほどにはデザインラインが異ならないということ。むろんアストラギウス銀河は広大な銀河文明圏でありますから、異文明の機体ほどにデザインが違っていても不思議はないのですが、これにはファッティーがスコープドッグのコピーであることも寄与しているのでしょう。)。このスコープドッグとの絶妙な距離感、さらにファッティーのデザインが本来的に持つ愛嬌と、それでいてどこか未来的であるところがたまらなく好きで、全ロボットアニメの中でもスコープドッグと1,2を争うほど好きなロボットです。そういった距離感があるからこそ、スコープドッグと対比的に見るともうたまらないです。普段、AGは作中でのキリコがらみの活躍をイメージして飾っているのですが、今回はキリコではなく、ギルガメスvsバララントを想定して、スコープドッグのラウンドムーバー付きと一緒に飾ろうと思っています(どちらも、おあつらえ向きに複数個ありますし。)。
ミクロマン ミクロマンアクション+MAP-01 装甲騎兵ボトムズ フィアナ(プロトワン) with ヂヂリウムカプセル
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2006/07/01
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括弧内の挿入句が本文より長くなってしまうなど、文章構成が完全に破綻した記事で申し訳ありません。ファッティーが発売された嬉しさについ暴走してしまいました。また、しばらくまともに日記を記述していなかったため、書き方が退化してしまったことも実感いたしました。
それにしてもAGの商品展開は物凄いですね。今回のファッティーのように登場頻度が比較的多い機体から、OVAのみに登場した知名度の低い期待までどんどんカバーしていっている。なんとスコープドッグのリーマン機なども発売されるそうで。かといって粗製濫造ではなく、一定の質は保っているように思いますし、今後にも非常に期待しています。また、DMZでもストライクドッグが発売されるそうで。こちらは高価すぎて流石に購入できませんが、去年から今年にかけて、ボトムズの商品展開が非常に白熱していて、本当に嬉しいです。
早くファッティー開封して遊びたいなぁ。多忙なこの身が恨めしいです。こうしてファッティーを眺めたり記事を書いたりしていますと、ボトムズを再視聴したくなってきました。アニメは未視聴作品を鑑賞するだけで精一杯で、現実的には手がまわりそうにありませんが。