ゾイド ジェネシス第32話「ソラノヒト」感想。

今回のポイントは"ソラノヒト"と伝説のゾイドギルドラゴンです。たびたび本作品に対する感想内で「ガリアンっぽい」と申し上げてきましたが、「かつて宇宙に飛び出した人々が文明の退行した地上人に対して様々に干渉する、機動兵器は文明が退行する前の遺物である。」という展開はガリアンやターンエーガンダムなどを経て、もはや近世以前の世界観でロボットアニメをやる際の古典的な王道となりつつあります。ガリアンがファンタジー的世界観からSF的なものへと急転直下する展開は圧倒でした。そんなこんなで主にガリアンの影響で、私はこういった展開が大好きです。
ここでもルージは丁重に扱われます。こうなるとロンの「ここでルージ君を死なせるわけにはいかない!」との言も鑑みて、ルージ自身になにか特殊な要素があると考えた方が自然かもしれません。ムラサメライガーを動かせたのも、"他のゾイドは全く動かせない"彼のみと言う設定ですし。