ゾイド ジェネシス第28話「伝説」・第29話「秘密」感想。

遅くなってしまいましたが、一応感想を書き留めておこうと思います。普段の感想は自分用メモも兼ねているので遅くなってしまうとちと辛いものがありますが。
えっと、感想こそ遅れてしまっていますが非常に面白かったです。以下気になったポイントを簡潔に。
先史文明のロストテクノロジー、また、ゾイドがその賜物であるという立ち位置が明確になりましたが、やはりガリアンに似ているなぁと感じました。何故か未だにゾイドの製法等のロストテクノロジー保有しているディガルドの立ち位置もマーダルのそれと似ている様に思います。現在の「ゾイド ジェネシス」はファンタジー的冒険物+ロボットアニメといった按配ですが、こうなってくると急転直下SF調に転換するということもありえるかと。それこそガリアンですが。また、ゾイドの「生命体」としての側面が大きく描かれていたMBSゾイドと異なり、本作ではメカ的側面が強くなっていますね。
28話の対ザイリン戦は非常に燃えました。本作では戦闘演出が印象に残ることは多くないのですが(これは私がCGアニメが苦手だということによるものが大きいと思います。マクロスゼロもあまり印象に残りませんでしたし、アクエリオンの戦闘すらもそこまで馴染みませんでした。)、今回はレ・ミィ達がカットに入るタイミングなど、テンポが良かったように思います。ザイリンvsルージという状況自体が王道で、燃えるものがありますし、いわんや新型の初お目見えをやといったところもあります。遺跡からミィの負傷まで、今回は非常に密度が高かったです。
29話は先述のゾイド工場がまずポイント。あとはほぼコトナの話となるわけですが、妹とのカラミは王道。欲を言えば妹との対決シーンをもう少し引き伸ばしてくれた方が好みでした。和解シーンへのタメにもなりますし。妹を殺してしまったのは生かすよりも好みかなぁ。忍びというキャラ付けはなかなか良いと思いました。ラストのバイオプテラ戦は蛇足かと。玩具促販のために無理矢理入れた感がありありと。促販というものはこれは促販だなと感じさせてしまっては促販効果が無くなってしまうと思います。自然にカッコイイシーンを入れて頂きたいです。総じて29話は雰囲気が好みでした。