唐突にアニメネタ。

いわゆるロボットアニメが好きなんですよね。俺。
今期は越してきてTX系が見られるようになったこともあって、割と視聴可能なものが多いのでいくつかチェックしてたりします。それでも関東圏には遠く及ばないのが悲しいですけど。
で、以下はそれぞれの感想。
創聖のアクエリオン:俺の苦手な伝承とか伝説系のロボットアニメかと思ってたんですが、コレ完全にネタアニメですね。マジで面白いです。確信犯(誤用)でやってるということは判ってるんですが、爆笑させてもらってます。不動GEN最高。それとエロいよね、コレ。
交響詩篇エウレカセブン:割と良質だと思います。ただ、あんまり俺の好みじゃないんですよねぇ。どこがかと問われると明確には答えられないんですが、台詞の言い回しとか雰囲気がなんとなく。ただ、それを差し引いても地上波で見るには十分面白いです。金を払って見るまでには及ばないですけど。これを良作といい切れてしまうような最近のロボットアニメの質の低さは悲しいなぁ。80年代であればこのレベルが普通だと思えるくらいに平均レベルが高かったですし。作画は断然きれいになったんですけどね。
ゾイド ジェネシス:ゾイドがロボットがどうか、ということについては異論を唱えられる方もいらっしゃるでしょうが、作中での役割はロボットアニメのロボットと同じなので、ロボットアニメに分類させていただきたく。キッズアニメだけに割と無難な作りで、意外性はほとんど無いです。そのために割と安心して見られますし、今期のでは自分としては最もしっくりきます。今のとこ敵のゾイドが似たようなものばかりで、設定の割にあまり強そうに感じないのが不満かな。ザイリンがヘタレなせいもあるでしょうが。ザイリンさん俺は好きですがね。あとキャラデザに結構違和感が。特にレ・ミィの線が細すぎなのが・・・。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY:ぶっちゃけつまらないです。惰性で見ている感じ。何が一番アレかというとやっぱキラ・ヤマトです。何がやりたいんだ!何がやりたいのか・・・。詳しく突っ込むとめちゃ長文になりそうなので割愛させて頂きますが、彼を筆頭として旧作主人公&ヒロイン(アスラン除く)の行動はホントに意味不明ですね。作中でもそのことに突っ込まれているにもかかわらず、正当な行為であるような描写がなされている。シナリオを書かれた方の認識がマジで理解できません・・・。それと中身が異常に薄い。それを象徴するのが名脇役がいないこと。いい作品というのは味のあるキャラが結構いるもんですが、この作品ではそういうのを狙って作ったキャラも空振りする始末。回想とメインプロットを入れるのに精一杯でキャラ間の会話等のサブエピソードが皆無なので、キャラの掘り下げが全く出来ていない。主人公であるシンは序盤のうちは割と好感が持てたんですが、最近はキャラクターが崩壊してきましたねぇ。DQNやと言われてましたけど、そのキレ方にも納得いく理由付けがされてましたし、作品中で正当な行為ではなくてもキャラ造形として変でなければ問題ないわけですから、SEEDのキャラでは珍しく感情移入できました。ただ最近はいまいちかなぁ。必死にステラを救おうとしてたのは良かったですし、連合に返したのも作劇上納得できる範囲でした。アレ、結構叩かれてますが、「解剖する」という話を聞いて、加えて瀕死であったわけですから、連合に返す、という方法しかないわけですしアニメ的表現としてはむしろよくあるほうじゃないかなぁ。作品中で叩かれるのは当然なんですが、そっちはあんま無いのに視聴者のほうが叩くというのはある意味特殊なケースですね。キャラが崩壊してきたってのは主にアスランに対する態度。まぁ、アスランの詭弁もアレですし、キレるのも判らないではないですが、態度の悪さには結構違和感。極め付けに昨日の放送でネオに対して怒らなかったのはまったく理解できなかったなぁ。そんなわけで俺はシンのことは割と応援してます。それにしてもこの作品、どうやって収拾をつけるつもりなのでしょうか。前作でつけられたナチュラルとコーディネイターの共存という一応の結末が今作で破られたわけですから、同じ結末では到底納得できるものではない。それこそ作中で敵方が言ってるようにもう一方を皆殺しにするしかないわけですから(苦笑)。うまいオチをつけてくれたらこの作品を見直すんですけどね・・・。