ワールドプロレスリング感想。

土曜深夜から日曜朝にかけて放送されたG1クライマックスの特集、二時間半の長丁場でした。おそらくキー局比で二週間の遅れ。長かったため幾度となく寝そうになったのと間が空いてしまったので、感想は簡単めに印象に残ったものだけ。
準決勝の藤田選手vs川田選手。
なかなか相性がいいなぁと素人目に感じました。藤田選手は打撃、締めといった総合にも対応できるような技が多く、見た目にあまり華が感じられないのでそこまで好みではないのですが、川田選手のキック主体のハードなスタイルと対することで藤田選手の高い身体能力も相まってハードな展開になり、よく見られます。
中西選手vs吉江選手。
パワフルで、アルゼンチンなどの大技も使用するため迫力のある中西選手と、ボディプレスやヒップアタックなどの巨体を活かした技で目を楽しませてくれる吉江選手はどちらも好きなレスラーです。良い意味でいつもの試合のように体と体のぶつかり合いが堪能でき、幾度となく見たような試合にもかかわらず期待通り楽しめました。吉江選手の巨体をアルゼンチンで持ち上げる中西選手のパワーは圧巻。そこからお約束どおりヘラクレスカッターでフィニッシュというのも、マンネリといえばマンネリですが悪くありません。
勝戦、蝶野選手vs藤田選手
んー、この組み合わせですと締めと打撃が主体になってしまい、あまり好みでないです。そこまでハードという感じもありませんし。高いテクニックはあるのでしょうが、初心者としては華があるものの方が分かりやすくて好きです(笑)。
闘魂三銃士である蝶野選手の優勝ということで、橋本選手のご逝去に関連させたマイクパフォーマンスとなっています。天の橋本選手に向かって「アイム G1チャンピオン チョーノ」と呼びかけるのは、なんというか、プロレスらしくて良いですね。